FP3級受検してきました

試験会場 お金

先月1月23日(日)、FP3級を受検してまいりました。
自己採点の結果、

  • 学科試験 50/60点
  • 実技試験 18/20点

間違いなく合格なのでは!!!

FP試験当日の気持ち

オミクロン株がずいぶん勢力を増してたし、もしかして試験が中止になることもある?と心配しながらも当日を迎えました。

当日は大勢の受検生がきていました。若い人から若くない人まで大勢。これだけの人が今日を目指して私と同じようにFPの勉強していたんだと思うと、勝手に仲間意識が芽生えたりしてしみじみしましたね。試験どころか勉強というものを真面目にやるのが久しぶりだった私でしたが、試験本番までよく挫折せずに頑張ったなと自分の席について周囲を眺めながらしみじみ思ったものでした。

一応お守りがてら分厚いテキストを持っていきましたが、開くことはなかったです。私の場合、見れば見るほど不安になってしまう恐れがあったんですよ。要するに勉強が足りていなかったために「ここだけは!」っていうところがしぼれなかったんです。昼食時くらいは少し見るかなと思いましたけれど、となりで食事しながらテキスト見ている若い受検生と肩を並べて同じ事しにくかったです(笑)

今回私がなぜFP3級を受検したのか。

昔からファイナンシャルプランナーに憧れていました。衣食住のプロフェッショナルになりたかったんです。漠然とした夢です。でも、当時の生活にその資格は直接必要って訳ではありませんでした。欲しい情報だけ知ることができるわけじゃないですからね、資格の勉強っていうものは。難しそうな法律とか覚えるのが大変そうだったしテキスト読むのも苦痛だったし、投資にも関心なかったし。

「投資」をギャンブル呼ばわりしていた時代に生まれた私です。投資と聞いただけで、拒絶反応を示すほどでした。いつだったか「未来の資金計画」というセミナーを受講したら(思い起こせば講師はファイナンシャルプランナーでした)投資を進められて、だまされた!なんか商品売りつけられる!って聞く耳も持たずに帰ってしまったことがありました。今思えばなんて愚かだったんだろうと自分を嘆いています。ファイナンシャルプランナーはそもそも商品を売ることはできなかったわけだからそんな心配は無用でした。けどそのときの私は何にも知らなかった。あのときから始めていればもうちょっと心に余裕があったかもしれなかったのに。

働いても収入には限界がある、銀行にお金を預けても利息はすずめの涙、「投資」というワードが至るところで目に付くように。聞く耳持たなかった私でした。偏見を持たずに勉強しよう!と改心し、手始めにFP3級を受けるところから投資の第一歩を踏み出したのでした。やりたいと思いながらも目先の損得にとらわれて今一歩行動に移す気持ちまでに至らずなんとなく時が過ぎてまた目の前に現れた!って思った瞬間でした。

FP3級くらいじゃ取得したって何も役に立たない

検索すれば周知のとおり、このFP検定って合格したからって特に役に立たないって言われているじゃないですか。ぶっちゃけ資格なくても「私、ファイナンシャルプランナーです。」って言えるらしいですし。保険の販売員とか銀行員とかが商品売るときについでにFP持ってると箔がつく程度のものなのですよ。一般論としては。

私は無知だった

勉強をし始めて気付いたことは、私は恐ろしいほど何も知らない「無知」な人間だったということです。私たちの身の回りにはいろんな法律がある、そして法律に守られて生活しているんですが、知っていれば得をする、知らなかったから損をすることもたくさんある、絶対知るべきだったって思ったんですよね。そして今私は知ろうとしている、とも。

FP3級は「教養のひとつ」として優秀です

テレビでも投資がらみのCMがよく流れていますが、勉強したときに出てきた単語が耳に留まるようになりました。「J-REIT」とか「インデックスファンド」とか。完璧に試験範囲を覚えたわけではありません。だけど、言葉を聞いたことがある、というだけで親近感がわくんですよね。あ、この言葉聞いたことある、って。勉強した手応えを感じてうれしかったです。

相続のこととか贈与のことなら、家族がいる限りいつか直面する事象なるはずです。家を購入したい人はたくさんいると思いますが、そんなときもきっと役立つ知識はあるはずです。源泉徴収や確定申告についても働いていれば自分にとって身近なことですよね。

というわけで、投資の勉強をするにあたり、FP3級の勉強をしたことは、私にとって大いなる一歩になったことは間違いありません。 本を読んで知識を入れるのもいいですが、合格という目標を持って勉強できたのは私にとってはいい選択だったと思います。試験を受けた緊張感、最後までやり遂げたという達成感、更に、合格の知らせを待つワクワク感はたまりません。何歳になってもワクワクできるのはとても幸せなことです。

やりたい!と思ったが吉日

これは教訓的なことなんですが、やりたいなって思いながらもやらずにいたことは必ず巡り巡ってまた自分のところに戻ってくるってこと。そして「あのときやっておけばよかった」って思うのだということ。だから、やりたい、って思ったことは思った時にやった方がいい、ってことです。やらずに手遅れになって後悔だけが残るのは避けたいです。

FP2級合格を目指すかどうか

さて次に、2級を目指すかどうか。今のところ目指す予定はありません。そもそも受検の目的がお金に関わる一般教養を身に付けることだったので、合格不合格に限らず目的は果たせました。状況が変わったら2級受検となる可能性がないわけではありませんが、次は実践的なお金の勉強をしていこうと思っています!

私のFP3級勉強法はまた別の機会にしたいと思います。

ではまた!

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